グラスライニングメーカーのGL HAKKO

補修・メンテナンス

グラス破損の状態,液の種類,温度,圧力,運転方法などを検討して、適当な修理方法を決定します。

タンタル補修

グラスライニング機器缶内にグラスの破損があった場合はタンタル補修を行います。

破損箇所及び破損サイズの状況に応じてタンタルビス/タンタルディスク/タンタルプレート補修を実施致します。

施工前

施工後

スリーブ補修

ノズルのフランジ面、R部に破損が見られた場合はテフロン製のスリーブを製作し、ノズルに挿入するスリーブ補修を実施致します。

ノズル内面の当る箇所は、現物合せが必要です。
各サイズの標準ノズル及びマンホールも修理できますが、高温・高圧の場合には使用できません。
スリーブはブラインドフランジを用いて締めこみます。

施工前

施工後

逆スリーブ補修

ノズル内部のGL不良個所には逆スリーブ補修を実施致します。

液排出ノズル等には、スリーブはグラスファイバー入りPTFEを機械加工して製作しますが、耐食性金属を用いる場合もあります。

施工前

施工後

収縮チューブ補修

撹拌翼の軸部にはテフロン収縮チューブ補修を実施致します。

GL不良個所の下地処理・ベルゾナ樹脂塗布を行い、テフロン製の収縮チューブを被せ、熱処理を行います。

施工前

施工後

樹脂補修

マンホールフランジのシール面またはレシーバータンクなど、比較的低温で腐食性の激しくない液体に使用する機器の修理に採用します。

グラス剥離の範囲の大きさに関係なく応急修理が行える点で便利ですが、施工後の機械的強度が弱く、使用には限界があります。

施工前

施工後

パイロコート補修

樹脂に変わる新たな補修材で以下の特徴を持ちます。

・溶媒に強く従来不可能であった液相部にも使用可能。
・アルミナ系セラミックが主成分で130℃まで使用可能。

施工前

施工後

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